古書探訪〜ある愛読家の記録〜

本の魅力に取り憑かれた男の追憶

文学

詩は誰にでもできる表現手段だ 自作詩のススメ

僕は詩を書くのが好きだ。 心がふと何かに動いた時、 その衝動を言葉を使って、 書き留めておきたい。 そんな想いから詩を書き始めた。 僕にとって詩は言うなれば スケッチのようなもの。 心象を言葉という絵の具で、 紙に描いていく。 これが僕なりの詩。 …

上林暁が好き 僕が愛してやまない私小説家

上林暁(かんばやしあかつき)との出会いは 吉田篤弘さんのエッセイだった。 「つむじ風食堂の夜」で有名な、 吉田篤弘の作品「神様のいる街」に 上林暁について語られている箇所がある。 吉田篤弘の書く世界観に魅了されていた、 当時の僕は 『こんな素敵な…

詩 〜ふとこころ〜

ふとこころが悲しくなるときがあります 夕暮れどきの黒々とかすんだ山並み 対象的な波うつ赤々とした雲の海 湖色と金色の混じり合った空 何処かに飛んでいく一羽の鳥のシルエット 後ろを振り向けば 夜が迫り 聖者のように僕を見下ろすお月さま 身体を撫でる…